忙しいので写真で勘弁

文章を書いてる暇がないので…

2008年3月(2007年度)アジア海外研修で行ったアラビア半島のオマーン。
南部はサラーラに泊まって、世界遺産「乳香の道」各地や周辺をまわり、研修しました。

ここはタカの港町(クリックで拡大します):
タカの海岸

技術史家ドラッカーは古代オリエント文明を高く評価している

すっかり有名になったピーター・F・ドラッカーさんですが、彼は技術史家の一面も持っていまして、アメリカ技術史学会 Society for the History of Technology 創設時の有力メンバーで、後にこの学会の会長も2年間務めています。
その学会誌 Technology and Culture に寄稿した論文のうち3本が、
テクノロジストの条件 | P・F・ドラッカー:著 上田惇生:編訳 | 書籍 | ダイヤモンド社
に収録されています(第1章、第2章、第3章)。

その中でも第2章「古代の技術革命に学ぶべき教訓」(もとは学会大会での会長記念講演)では、

現代の技術の爆発はすさまじいが、古代オリエントにおいておこった

灌漑文明において、技術が人間の生活にもたらした大革命に比べれば及ぶべくもない

と言い切っています。

時間がないので、今日はこのさわりだけに留めますが、
ドラッカーさん偉いです!

現代の経営学者やコンサルタントで、ここまで古代文明に関して理解を深めようとしている人はいるのでしょうか?

春の学会シーズン

春の学会シーズン。
毎週末、なにかしら埋まってしまいます。

少し先ですが、6月9日10日筑波大学で開催されます日本西アジア考古学会第17回総会・大会開催要項が、学会のページにアップロードされています。
ご関心のある方はご覧ください。会員外でも参加できます(資料代要)。

よく考えると宿泊しないときついですね。
プログラムは超もりだくさんです。

***
ところで、ここをご覧になっている日本オリエント学会の会員の方で、19日の総会(秋の大会ではなく)への委任状郵送(あるいは出席のご返信)まだされていない方は、ぜひお願いいたします(こちらも役員ですので)。

暗算法は考えるのは楽しいが役に立たない

全然関係ない話。

30台の数に15を掛ける時は、非常に楽に計算できます。

 37
×15
−−−
 52   37たす15
  35   7かける5
−−−−
 555

同じように、60台の数に12を掛けるのも簡単:

 67
×12
−−−
 79   67たす12
  14   7かける2
−−−−
 804

理由は自分で考えてみてください。

でも、これ役に立ったことがまだありません。
そう都合よく、こういうケースが出てくるわけはないので、いろいろと計算してから、

しまったぁ、この暗算が使えたのにぃ!

後から気づくことがあるのみです。

とはいえ、こういう暗算法を考えるのは楽しい。
そして、これを応用した次の暗算、10台どうしの数を掛ける、は実際に使う機会も多く、まあ多少は役に立っています:

 17
×12
−−−
 19   17たす
  14   7かける2
−−−−
 204

『埋もれたシルクロード』復刊してほしい

明日、話す内容の準備しながら思ったこと。

パルティアとか古代ホラズムなどについては、
V.M.マッソン著、加藤九祚訳『埋もれたシルクロード』岩波新書、1970年、が今でもハンディで良い。
もちろん、とんでもなく古くなってしまった記述もあるけど。

品切れで、岩波書店で検索しても出てこない(!これは酷いと思う)のだけど、神田あたりの古本屋なら安く入手することできるのではないでしょうか。

でも、復刊してほしいなぁ。
古代ホラズムのことを、まったく軽視した概説が出るたびにそう感じます。
プロフィール

春田(東海大アジア文明)

Author:春田(東海大アジア文明)
東海大学文学部アジア文明学科の教員です。よろしくお願いします。

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